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漢方薬とは

漢方薬は数千年という長い年月をかけて培われた経験により、その効果や安全性が裏付けられた薬です。薬効成分のある植物や動物・鉱物などの生薬を東洋医学の法則に従って組み合わせているため、1剤の漢方薬でさまざまな不調や症状をとることができます。
最近では、科学的な根拠に基づいた漢方薬の有効性も確認されています。一方、ハーブや古来から伝わる民間薬は、先人から受け継がれてきた生活の知恵で、健康増進や薬草としての効果もあり漢方薬の原料として使われることもあります。
また、サプリメントは栄養補助食品という名前のとおり、あくまでも食品の一つとして利用されています。


漢方薬 5つの特徴

1複数の成分が組み合わさっています

漢方薬は、いくつもの生薬が組み合さってできています。
そのため1剤で複数の症状をとることができます。また、慢性疾患や全身にわたる病気などにも効果があります。


2病気と闘い、「治す力」を高めます

病気や体調不良が続くと体の抵抗力が落ち、別の病気にかかったり、病気が悪化したりします。漢方薬は体の抵抗力を付けて、病気に負けない体を作ります。


3個人の体質を重視して処方されます

漢方薬は飲む方の体質や症状に合ったものを選んで初めて効果を発揮する薬です。同じ病気でも症状も違えば体質や体力も異なるため、漢方薬も個々によって異なります。


4天然の有効成分を利用しています

漢方薬は西洋薬と違い、自然の生薬をもとにして作られています。効き目がマイルドで副作用が少ないというイメージはここからきているといえるでしょう。


5即効性のある薬もあります

漢方薬は長く続けないと効果がないと思われがちですが、風邪などの急性病の場合、服用後10〜30分程度で効果が表れます。


漢方薬が効くおもな疾病

■身近な病気や症状

風邪、疲労、肩こり、頭痛、夏バテ、食欲不振、冷え性、貧血、車酔い、虚弱体質


■内臓疾患

心臓病、肝臓病、腎臓病、胃下垂、慢性胃炎、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、下痢、便秘


■心身のトラブル

自律神経失調症、ストレス、慢性頭痛、不眠症、メニエール病、めまい、動悸


■生活習慣病による病気

肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症、高コレステロール


■疼痛性疾患

腰痛、関節痛、座骨神経痛、リウマチ


■小児科

子供の発育不全、多動症(注意欠陥)、夜尿症、夜泣き


■女性の病気や症状

更年期障害、冷え性、生理痛、生理不順、不妊症、産後の回復、吹出物、肌荒れ


■泌尿器科

膀胱炎、頻尿、尿失禁


■アレルギー疾患

アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、喘息、ジンマシン、湿疹


■予防と回復

認知症予防、術後の体力回復、老化予防